書籍からおしゃれを学んでみる 「ファッション・ライフのはじめ方」
今回は書籍の紹介です。
管理人がこのブログを書こうと思ったきっかけになった書籍の中の
一冊になります。
子供と一緒に図書館で本を選んでいる時に、偶然見つけたものです。
著者は文化学園大学大学院教授の高村是州(たかむらぜしゅう)氏です。
氏は、服飾評論やファッション・デザインの専門家で、ファッションに関する書籍を
多数出版されています。
この本は、中学生~高校生向けにファッションについて解説した本になります。
正直、おしゃれなパパになるために知っておくべき内容が詰まっています。
全部は紹介できませんが、いくつかご紹介したいと思います。
・ポイントは「コーディネート」と「スタイリング」
「コーディネート」は着回し。どんな服を着るかを選ぶこと。服、靴、小物の
組み合わせのことです。
「スタイリング」は着こなし。選んだ服をどのように着るかを考えること。
ジーンズの裾をロールアップする、等。
どちらも重要な考え方だが、おしゃれに重要なのは、「スタイリング」。
「スタイリング」により、服の全体のシルエットを調整、そのシルエットに
現在の流行が反映されていれば、おしゃれということ。
ファッション雑誌で、「コーディネート」、「スタイリング」、「着回し」、
「着こなし」という言葉がでてきますが、上記の考えで整理すると、意味がよくわかりました。「スタイリング」に現在の流行が反映されるという点が管理人には、難易度が高く感じます。
・「20%の法則」
全身のシルエットの中で、毎年20%だけ、新しい服を取り入れる。という考え。
あとの80%は自分が現在持っている服を使ってもいい、ということです。
上記の考え方だと、服の使用期限は5年。今持っている服は5年後には、
全て入れ替わるということですね。
おしゃれになるには、自分の服をほとんど買い換えないといけない、と
思っていましたので、この考え方は良いと思います。
(スーツでも、5年前に買ったものは、シルエットが微妙に古く感じます。)
・「優先順位」に要注意
「コーディネート」の方法として、同じブランドで頭からつま先までそろえる、
という考え方があるが、これには注意が必要。ブランドものは最先端の流行を
表現しているため、自分の身の丈を超えてしまうことがある。
無理して、ブランドものを揃えなくてもいい、ということですね。
他にも、おしゃれを目指すパパに有益な情報が多く掲載されています。
ぜひ、ご一読ください。