休日に履ける革靴の紹介。レッドウィング・DANNER(ダナー )・A.P.C. ポストマンシューズ
2016年最後の記事は、「革靴」についてです。
仕事で履いている「革靴」、休日にも履いて良いのでしょうか?
答えは×。
ビジネス用の革靴(リーガルの革靴等)をそのまま休日の服装に合わせると、
周りからは100%「仕事の靴を休日にも履いている、他に履く靴がない、お父さん。」と思われます。
奥様からは、「あんた、何してんの? 他に履く靴ないの?」と言われます。
(管理人は言われたことがあります・・・)
例外は、ローファー(紐のない革靴)を履いている場合。
最近は、10代~20代の人が、私服にローファーを合わせている姿を
みかけるようになりました。
ファッション誌とかでは、正しい靴の組み合わせ方、と紹介されることもありますが、管理人個人の意見として、ローファーって、50代以上のおじさんが職場で普通に履いている靴、という印象が強いので、正直、休日用の靴にするには抵抗があるのです。
理屈だけでいえば、ローファーは革靴の中でも最もカジュアルな靴
(職種によっては、仕事に履いてはいけない場合もあり。)なので、
休日の服に合わせる事自体は、正解とは思うのですが・・・
そこで、休日に自然に履くことのできる革靴はないか、調べてみました。
調べるうちで一番いいなと思ったのは、「ポストマンシューズ」と呼ばれる革靴。
元々は、アメリカで郵便配達員が履く革靴として生まれました。
雨の中でも滑らないような「機能性」と、郵便配達員として、ある程度の礼節を保った「フォーマルさ」の両方が求められていました。
「ポストマンシューズ」の特徴はこんな感じです。
1.靴底はゴム製(雨の中を歩くことも多いため、滑りにくいゴムを使用)
2.外羽根の紐靴
3.足の甲の部分が丸い。
3.の足の甲の形が、職場で履く革靴と、休日用の革靴の一番大きな違いになります。「一般的なビジネス用革靴」は足の甲の部分がシャープなつくりとなっています。これは実際にお手元のビジネス靴と比べるとイメージしやすいと思います。
1.レッドウィング ポストマンシューズ
[レッドウィングシューズ] RED WING SHOES ポストマン オックスフォード 101 BLACK
- メーカー: RED WING SHOES
- メディア: ウェア&シューズ
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最も有名なポストマンシューズです。
上記に挙げた特徴の他、かかとのないフラットソール(芝生を傷めないための歩きやすさを考慮した設計)となっています。
実際に履いたところ、靴の革も、インソールもかなり固めです。時間をかけて履きならしていく必要があります。
レッドウィング純正のインソールも別売りされているので、どうしても足が合わない人は、インソールを購入すると良いでしょう。
革靴ではありますが、足の甲の部分が丸く、ビジネス用の靴のシャープさはありません。ビジネス靴との兼用は避けた方が良いと思います。
(実際にスーツと合わせましたが、違和感がありました。)
休日専用の革靴と割り切った方が良いと思います。
また、価格も3万円台後半と高価。何度か試着を行ってから、よく考えて、購入する方が良いでしょう。
2.DANNER ダナー ポストマンシューズ
アメリカのメーカー DANNER (ダナー)のポストマンシューズ。
レッドウィングと同じく、かかとのないフラットソールです。
ABCマートで全国展開しているので、手に入りやすいのと、
若干価格が安めです。
3.A,P.C(アーペーセー) ポストマンシューズ
フランスのブランドですが、メイドインUSAのポストマンシューズです。
実際に作成しているのは、「コーブシューカンパニー」という会社。
この会社は以前はレッドウィングのポストマンシューズも製作していました。
そういう意味では、先に紹介したレッドウィングの靴と親戚のようなものかもしれません。
レッドウィングのポストマンシューズと違って、かかとの部分があります。
(フラットソールではありません。)かかとがすり減れば、交換可能です。
ビジネス用の靴も兼用もしやすいと思います。(とはいえ、ビジネス用の靴と比べると、足の甲の部分は丸いです。)
靴の革は固いですが、インソールはやわらかめです。レッドウィング製の靴より、履きなれる時間は少ないと思います。
価格は3万円台前半。レッドウィング社製の靴よりは少し安いですが、スニーカーと比べるとどうしても高価になります。
今回紹介したのは、いずれも価格が高め。気軽に購入できる靴ではありませんので、
お手軽な価格の靴を見つけたら、また紹介したいと思います。