Tシャツの中にTシャツを着る。意外に快適です。/知っておきたいインナーTシャツの基礎知識
当ブログの人気記事で、2017年に書いたものがあります。
秋冬物の服のために書いた記事なのですが、
最近、夏向けに、「上記で紹介したインナーTシャツを夏物の下に着る」ことを
試していますので、ご紹介します。
「なんか変?」と思われる方も多いと思いますが、そのメリットをご紹介します。
この記事、今夏随時更新しますので、時折見に来てくださいね。
(便宜上、上に着るTシャツを「Tシャツ」、身体に接するTシャツを「インナーTシャツ」と表記します。)
1.インナーTシャツを着るメリット
メリットは大きく3点。
・薄いTシャツを着ても、乳首が透けない
白以外のTシャツは大丈夫な場合が多いのですが、白色のTシャツを着る時に、
どうしても「乳首が透けてみえる」ことが気になる方も多いと思います。
インナーTシャツを着用すると、この問題は解決。
また、夏用に、「白いポロシャツ」や「薄いリネン(麻)製のシャツ」を着ると、
見た目にも涼しさが伝わり、とても良いのですが、透けやすいのが問題です。
その際にも、インナーTシャツを着用すると乳首透けがなくなります。
・汗じみがつきにくく、Tシャツが汚れにくい
Tシャツが直接身体に触れにくくなりますので、汗や脂汚れが少なくなり、結果、
生地の傷みも少なくなり、長持ちします。
高価なTシャツを大事に着用したい!という方にはおすすめです。
・屋外、屋内で多少の温度差があっても、快適に過ごせる。
7月、8月はあまりの暑さに、Tシャツ一枚で外にでたくなりますが、屋内では強い冷房
が効いている場合も多く、汗が冷える等の原因で身体が必要以上に冷えてしまい、
身体に良くありません。重ね着することにより、保温効果も期待できます。
2.インナーTシャツの基礎知識
商品の紹介前に、簡単に基礎知識をご紹介。
・インナーTシャツの形の基本は「Uネック」と「ボートネック」
Tシャツの中に着る関係上、インナーTシャツを外から直接見えない形にする必要があります。そのため、形の基本は、「Uネック」と「ボートネック」になります。
「Vネック」もインナーTシャツの形としてはありですが、Tシャツから見えてしまうケースが正直多いです。
・「Uネック」・・・クルーネック(丸首)の首回りのスペースを広くしたもの。
クルーネック、VネックのTシャツ、ポロシャツにほぼ
対応可能。
・「ボートネック」・・・Uネックの首回りをさらに横に広げた形。
UネックTシャツ、ボートネックTシャツ等、
UネックのインナーTシャツでも対応できないものに
対応可能。
以前は「ボートネック」型のインナーTシャツは婦人向けメインで普及していましたが、ここ数年で男性向けにも普及してきた感じがあります。
・インナーTシャツの色により透け具合は異なる。
「白いTシャツには白いインナーTシャツが相性いいでしょ!」と思いがちですが、
実際には、インナーTシャツの色により透け具合は異なります。
管理人が実際に試してみた範囲ですが、
(透けない)ベージュ>グレー>カーキ>ネイビー>黒>白(透ける)
というのが実感です。
機能面だけいえば、「ベージュのインナーTシャツを揃える」が正解ですが、
ベージュのインナーTシャツって、単体では決して見栄えは良くありませんので、
上記の「グレー>カーキ>ネイビー>黒」もバランスよく揃えるのが現実的かと
思います。
3.おすすめはグンゼ「GUNZE」の下着です。
以下、具体的な商品紹介です。
ユニクロの「エアリズム」も価格は安いし、機能も悪くないのですが、
「Vネック」がメインでTシャツから見えることも多いので、今回は紹介から
外しました。
グンゼは日本の老舗下着メーカー。
10年ほど前にクールビズが普及して以来、商品開発に積極的です。
以前は「SEEK」シリーズ等、1着3,000円程度の高価な下着が多かったのですが、
ここ2年程度、1,500円~2,000円程度の比較的手に入りやすい価格帯の商品が増えてきました。ネックの形、色のバリエーションも豊富ですので、強くおすすめします。
[グンゼ] インナーシャツ YG Tシャツ専用 in.T(インティー) CUT OFFシリーズ クルーネックTシャツ 汗取りパッド付 メンズ クリアベージュ 日本 M (日本サイズM相当)
- 発売日: 2019/02/12
- メディア: ウェア&シューズ
「Tシャツの下に着る」専用シャツ です。
(もちろんクールビズ用としてワイシャツ等にも使えますよ。)
Tシャツからはみ出さないよう、首回りは広く、袖も短めです。脇部分に汗取りパッドが付属しています。管理人が着用している限りでは、脇が圧迫される感じはありません。袖付きタイプと袖なしタイプ(スリーブレス)がありますが、脇汗を吸収してくれる袖付きタイプがおすすめです。
[グンゼ] Tシャツ YG Tシャツ専用 in.T(インティー) CUT OFFシリーズ メンズ YV2814 ブラック 日本 L (日本サイズL相当)
- 発売日: 2020/02/03
- メディア: ウェア&シューズ
「インナーTシャツは脱いだ時が不格好だから嫌い」という人には、柄付きのデザインもあります。このあたり、下着専用メーカーのこだわりを感じます。
グンゼの1ブランド「Body Wild」から、夏向けのボートネック型インナーTシャツが販売されています。綿は含まれておらず、化繊100%です。サラッとした感触が好きな方はこちらをどうぞ。
追伸:この記事を書いている途中に、こんな商品が販売されているのを見つけました。
管理人は使ったことはありませんが、「乳首が見えないようにする」需要は強いですね・・・